時間のつなぎを選ぶ
ナレーションの順序とつながりを整えます。時間の飛び方や同時の作業を言い分けると、聞き手が場面の移り変わりを追えます。
全てを「next」だけでつなぐより、図に合う時間差を示します。 次に、と重ねた例に、月曜の相談から翌週の変更までの間隔を入れています。図外の時間表示に合う語を選びます。
順番を勝手に入れ替えないようにします。 洗う前に拭くように聞こえる例を、別々の人の並行作業へ直しています。接続の選び方で時系列が変わります。
逆接の「However」は問題が残る場面などに使います。 使いやすくなったのはスロープ設置の結果です。逆接でつなぐ例を、原因から生じた変化の言い方に替えています。
セリフを言い換える
ナレーションで会話や提案をまとめる練習です。話した人、相手、内容がそろうと、語い・文法と出来事のつながりを確認できます。
長い直接話法を全部覚えなくても、頼んだ内容が伝わります。 人名と動詞を並べた例では依頼の形が崩れています。管理者がケンに箱を動かすよう頼んだと整理しています。
「suggested to use」という形を避けます。 小さい器を使う提案を、動名詞で続ける形に直しています。提案する動詞の後に不定詞を置かない点を比べます。
過去の物語では「was ready」と続けられます。 部屋が準備できたという部分に動詞を補い、誰に知らせたのかも示しています。話の内容が一つの文になります。
考えている内容を言う
準1級を含むナレーションでは、表情だけの説明だと情報が少なくなります。心配や喜びの対象を絵に結び付け、応答内容を具体的にする練習です。
「worried that」の後に、使えない人がいることを続けます。 悲しいだけの例を、機械を使えない利用者への心配に替えています。感情の理由が場面と結び付きます。
何に喜んだかを「that」以下で具体的にします。 良い人という意味にもなる例から、完食を喜んでいる状態へ直しています。何に満足したかまで伝わります。
絵の人物に一般的な意見を言わせると、描かれた状況から離れます。気付きのきっかけになる物や場所を探します。 技術は悪いという意見を、測定場所の誤りへの気付きに戻しています。図から言える範囲を守ります。
4コマを問題と見直しでつなぐ
準1級のナレーションで、解決策の導入だけで話を終えないための方法です。新たな困り事と見直しを含め、四コマの展開を説明します。
「However」で残った問題を示します。 全て解決したとする例に、高齢の利用者の困難と支援窓口の追加を戻しています。後半の二コマが必要です。
絵にない「lazy」という評価を加えません。 怠けているという評価ではなく、変更が伝わらず古い計画を使った原因を述べています。
建て直したと決めつけず、「checking and clearing」という動作を使います。 別の海岸を作ったと話す例は、図の作業より大がかりです。訪問前の通路点検と片付けに絞っています。
最後のコマの展開を伝える
三コマ・四コマの最後には、成功だけでなく課題が残ることもあります。ナレーションの内容を図と照合し、決まり文句で締めない練習です。
「all the problems solved」という結末を勝手に足しません。 全ての問題を解決したとする例を、箱が出口をふさいでいる結末へ直しています。管理者の表情も理由に沿っています。
袋があるだけの説明に戻りません。 袋があると述べるだけでは片付けの進み方が分かりません。最後の袋を運び終えたことで、安心した様子が伝わります。
「the others」で残りの道具と区別します。 全部捨てたとする例から、一つだけ修理用に分けた説明へ替えています。残りの道具は返すので区別が必要です。
| つまずく箇所 | 言い換えの例 | 聞き直すポイント |
|---|---|---|
| 時間差の大きさ | They discussed the problem on Monday. The following week, they changed the arrangement. | 全てを「next」だけでつなぐより、図に合う時間差を示します。 |
| 頼んだ相手を入れる | The manager asked Ken to move the box. | 長い直接話法を全部覚えなくても、頼んだ内容が伝わります。 |
A meeting happened on Monday. The change happened the following week. Link the events.
They discussed the problem on Monday. The following week, they changed the arrangement.
翌週なら「The following week」です。全てを「next」だけでつなぐより、図に合う時間差を示します。
Retell this in a past story: "Please move the box," the manager said to Ken.
The manager asked Ken to move the box.
依頼は「asked Ken to move」で言えます。長い直接話法を全部覚えなくても、頼んだ内容が伝わります。
よくある質問
- どこから練習を始めればよいですか。
- ナレーションの順序とつながりを整えます。時間の飛び方や同時の作業を言い分けると、聞き手が場面の移り変わりを追えます。
- 録音を聞き直すときは何を確かめますか。
- 準1級を含むナレーションでは、表情だけの説明だと情報が少なくなります。心配や喜びの対象を絵に結び付け、応答内容を具体的にする練習です。
- 別の質問でも使えるようにするにはどう練習しますか。
- 三コマ・四コマの最後には、成功だけでなく課題が残ることもあります。ナレーションの内容を図と照合し、決まり文句で締めない練習です。